結論から言うと妻の気持ちは
嬉しい!!と同時になんで今何?!が同時に来ていたみたいでパニックになっていた。そこには妊娠した自分とお腹の中の赤ちゃん👶しか居ない、妻には世界がそれほど小さく見えてしまっていたのだ。
そして妻は号泣した、あなたの子どもはあなたがパパで幸せだと思うけど、私は自分のことでいっぱい、いっぱいやから考えられへん、ごめんな、夫くんにだけ我慢させて。
確かこんな感じだったと思う。
私は悪いことを妻にしてしまったのではないかと少し寂しい気持ちになったがそれよりもパパになるかもしれないと言う気持ちのが強かった。だから妻に言われたことはすべて受け入れたし黙って頷いて聞いた。
そして嬉しいけど妻の意見を最大限に尊重するからね。とも伝えた。
これは決して簡単に決めていい事では無いし自分が妻を妊娠させたのにおれがしっかりしないでどうするんだと自分に怒ったけどそれよりも妻の精神面を優先したかったのだ。もしも私の意見を通してそれでも産んでくれなどと言えば妻は産むかもしれないがその負担の矛先が子どもに向けられれば本末転倒である。現在の育児とは夫婦2人で協力する必要があるし任せっきりでは無いと周りからは聞いていたのもあり、仮に全部私がなんとかするなんて言えば全負担を背負う事になり体を壊したり、私の精神面も崩壊しかねないそう考えていた。つまり私が子ども欲しいと言う気持ちが強くてもパートナーと温度差があれば上手くいかないと、子どもに辛い思いをさせてしまうかもしれないとそう思っていたからこそ、妻には最大限意思を尊重するからねと超えをかけたのである。そして妻は号泣した😭。
次の日も朝から泣いていた。やはり不安は不安であるのだ。
そして妻は母親に連絡をした。
わたし妊娠したみたい。でも育てる自信がない。
夫君の子どもやから夫君がパパなこの子は幸せだ。
でも私には育てる自信がない。申し訳ないけど正直なんで今なん?って気持ちもある。と号泣しながらお母さんに電話していた。私は彼女の涙を拭いて寄り添う事しかできなかった。頭も優しく精一杯撫でた。
電話越しにお母さんの声が聞こえる。
あんたは昔から考えすぎなのよ、昔と違って今はどーにかなるんだから、大丈夫よ!お母さんもサポートするしあなたは1人じゃないんよ!!この舞い降りた天使はかわいやろな、あんたと夫くんの子どもやもん、せやけど最後はどうするのかは2人でよーく相談して決めや〜。どんな結果でもお母さんは受け入れるから大丈夫🙆あんたと夫くんの子どもやろ?かわいいで😳
でも最後は2人で決めなさい。
なんて頼もしい励ましの言葉だろうか、今まで妻の見えてた世界にようやく私も入ることが出来たしお母さ、ん達も入ることが出来て安心からか妻は泣き止んでいた。妻よ、あなたの周りにいる人をまたご覧、たくさんの人がサポートしてくれるようになるんだから不安じゃないよ、大丈夫だよ、みんながそばについてるよ。その上で妻と私でだした決断を尊重してくれる。今思い出しながら書くと少し涙が込み上げてくる😭。
でもこれは決して悲しい涙じゃない、妊娠の事で不安な妻が見えていた真っ暗な世界にさす希望の光なのだ。妻よ、君が想像してる以上に未来は明るいのだよ。と本当は私が妻に言わなきゃいけないのにこんな形になってしまった。
お母さま、本当にありがとうございます。妻は私が必ず幸せにします。どんな結果になろうと彼女が望んだ決断を尊重します。どうかお見守りください。
その後彼女は自身の妹にも電話で報告していた。
妹はというとやはりお母さんゆずりの深い愛情で、ねーちゃ(ねーちゃんの意)の選んだ判断を受け入れるからね。と電話越しの声が聞こえていた。身内の電話が終わり妻は心なしかスッキリしたように見えた。
だが話し合いは必要だ、どんな結果だろうと私は受け入れるからね。
つづく